梅暦―コトノハの欠片たち
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(タイトル未定)

この空で つかんで 放した きらめき
僕らは 今日もまた ひとりの いのちを……
 
この村(ばしょ)でずっと みんなと笑って 暮らしていきたい そう思ってたけど
ある日突然 自分の道が 途切れてしまう これがゲンジツ
 
心の赴くままに 話してきたつもりだったのに
 
日を追ってゆくごとに みんなの笑顔が 曇ってゆくのが 手に取るように
感じてしまうよ 冷たい視線 疑いの交錯 これもゲンジツ
 
僕は君の手を握り そのまま抱き寄せながら
「大丈夫だよ」と囁いても 向日葵顔は ほんの一瞬
 
瞑って(ねむって)輝きを留めた 仲間を想って 生きゆく
それこそが 僕らの約束
 
どこまでも晴れて 澄み渡る空の 抜けるような青さ やけに重いね
でも空はいつも 僕らが創った空気を映し出す ただそれだけで
 
ココロの中を覗けば いつでも芽生えてる愛
その愛をどのように使うかは 僕らの想念(こえ)にかかっていた
 
(以下制作中)
 
僕らが生きていられる 時間(とき)は限られていても
願わくば 想いはただひとつ 「明日に恐怖が残らないように…」
 
この空で つかんで 放した きらめき
僕らは 今日もまた ひとりの いのちを
狩りとって その後は どんな日が 訪れるの?
すべては 僕らが 選んだ いのちの輝き
 

Koto Umesaki, 2007-2008.
last modified on November 30, 2008.